2018年5月の春祭りが執行されました。その時の準備や渡御の様子をご覧ください。
★祭礼時期:2018年5月3日~5日
★祭事場所:滋賀県長浜市宮司町469
★神社名称:日枝神社
★日 程:5月2日 曳山及び母衣・挟み箱の道具類準備
5月3日 曳山(颯々館)の準備、管理
5月4日 母衣・挟み箱等の準備および着付け
5月5日 曳山の後始末、反省会
★準備・作業内容
1) 2日 9:30 神輿蔵集合
〇曳山(颯々館)および「母衣・挟み箱」等の道具類の移動
①神輿蔵より曳山の道具類(一部)を曳山へ運ぶ。
②曳山蔵より母衣・挟み箱等の道具を会議所へ運ぶ。
2) 3日 8:00 会議所集合
〇曳山(颯々館)の準備及び飾り付け
①ジャッキーダウン後、曳山蔵から曳山を引き出す。
②曳山の舞台・楽屋等の床は、雑巾で固く絞り拭く。また屋根・柱・高欄等漆塗
り部分は「さらし」で乾拭き(ほこりを取る)する。
③花道や見送り幕掛け等を引き出す。
④曳山の飾り付けをする。「見送り幕、花道幕・胴幕等、亭幕、幟、障子、襖、
提灯、花道下の雪洞など」(天候により判断する) ・・・雪洞の電球を準備
⑤舞台欄干に硝子灯篭を取付ける。(点灯する)・・・出し入れの際、要注意。
⑥屋根の獅子頭(取付済)、右正面柱に「颯々館」看板と御幣を取付ける。
⑦御幣を宮司宅に持って行き新調してもらう。また、御神酒錫注ぎ口飾りを受取
る。
⑧御神酒、三段鏡餅を飾る。(伝統文化手配)
⑨母衣・挟み箱の着付け説明会後、竹杖(5本)を準備する(半紙・水引も準
備)
⑩夕刻より提灯・雪洞を点灯する。
⑪天候(雨)によっては、曳山を曳山蔵に入れて扉を開けておく。
⑫18:00頃を目処に曳山を曳山蔵に引入れて扉は半開きで、提灯・雪洞は点
灯しておく。
⑬時間を見て扉を閉め施錠し、解散時消灯・火の元確認をして裏口戸から出て施
錠し、当番組に告げる。
3) 4日 8:00 会議所集合
〇曳山(颯々館)の準備
①曳山蔵から曳山を引き出し、花道・見送り幕を引出し、幟を立てる。
②天候(雨)によっては、曳山を曳山蔵に入れて扉を開けておく。
③還御後、曳山を曳山蔵に引入れて扉を閉め、消灯・火の元を確認して施錠し
解散。
〇母衣・挟み箱等の準備
①12時半前後に「母衣・挟み箱」の役者(子供)を迎えに行く(東町3名、
西町2名)。その際、持ち物を確認。(着替え、白足袋、タオル等を風呂敷
に包む)
②渡御時刻の1時間程前になれば「母衣・挟み箱」の衣装に着替えさせる。そ
の際は、上敷きを敷き、座卓を出し、その上に腰掛けて、着替えさす。
③天候(雨)により、雨具を準備しておく。(自治会より受取る)
④着替えた衣類は、まとめておく。(風呂敷等に包む)
⑤出発前に「わらじ」を履かせ、外に出て金棒の指示で整列してお旅所に向
かう。向かう際、保護者の方と一緒に向かうが、母衣・挟み箱の世話は保存
会でする。
⑥巡幸を終えた「母衣・挟み箱」の役者は、お旅所より金棒に引き連れられて
会議所に戻って来たら、私服に着替えさす。
⑦役者(子供)を家まで送り届ける際、「お菓子、図書カード、神社お守り等
」を持たせ、一緒に自宅まで同行し送り届け、お礼を言って戻る。(伝統文
化準備)
⑧「母衣・挟み箱」の道具類を片付ける際、修理の必要な箇所をメモしながら
後始末をする(ナフタリンを入れること)。メモは後で副自治会長(伝統文
化担当)の方に報告する。
4) 5日 8:00 会議所集合
〇曳山(颯々館)および「母衣・挟み箱」等の道具類の後始末
①会議所より母衣・挟み箱等の道具類を曳山蔵に運ぶ。
②曳山蔵から曳山を引き出す。
③曳山の飾り付けを片付ける。(防虫剤:伝統文化準備)
④花道幕・胴幕等は、巻いて片付ける。
⑤柱や高欄等に“さらし”は巻かない。
⑥曳山の道具類(一部)を曳山蔵の側壁に片付ける。
⑦見送り幕・障子・襖等は、長持タンスに入れ、神輿蔵に仕舞う。
⑧曳山を曳山蔵に引入れ、その後ジャッキーアップする。
⑨母衣・挟み箱等の道具類を片付ける。
⑩表の扉を中側から鍵を掛け、裏口から出て施錠する。
宮川祭礼保存会
本会は、宮川(滋賀県長浜市宮司町)の祭礼を継承し、保存していきたいと思う方の任意団体です。
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